「離婚の話...ちゃんと進めてるから」



「うん」



「待っててね?」



「うん」




僕が、誰よりも大切にしている人。誰よりも大切にしたい人。




「圭...好きだよ」




僕が学校に行かなくなったほとんどの理由も、限られた時間の中での麗子さんと居れる空間を何よりも優先したいから。





....それが何であっても。




僕は、もうこの人しか信じられないのだから。