俺の言い出した事に彼女は大きな目を更に真ん丸にして驚いている。
「何ででも」
「……?!」
理由?
そんなのは簡単だよ。
君にもう一度……、キスしたいから。
そのまま再びグッと彼女の唇に口づける。
その代わり、二度めのキスは優しくなんて出来ないよ。
俺は舌をグッと彼女の口の中に挿し入れるとそのまま彼女の舌に絡め合わせた。
「んん…!」
次第に彼女の頬が赤く染まり、トロリとした瞳が艶かしく俺を見る。
君のそんな表情を見るためなら昇進なんて惜しくはないさ。
震えながら強がる可愛い女。
君から一瞬たりとも目が離せないから。

