「枝梨さん、わたしの息子のメイドにならないか?そしたら、会社を助けよう!」

「本当ですか!?枝梨をよろしくお願いします。」

「じゃあ、住み込みでいいかな?」

「もちろんです!」





「は?」



あたしの第一発言はこれだった。

”会社を助ける”?ピンチだったの?
”メイド”?あたしがやるの?
”住み込み”?……え?


「じゃあ、枝梨さん、明日からよろしくね」






勝手に話し進めないでよー!!


あたしの頭の中は意味不と怒りでいっぱいだった。

その後、お父さんから話を聞いて、あたしは福沢家に逆らえない立場だと判明。


あたしはそれから、侑也様のメイドになった。