「侑也様、紅茶を準備しまぎゃぁあっ!」

―ガシャン―

ダサい…

紅茶を勉強している侑也様に渡そうとしたのに…

床に落としちゃったし…

割っちゃった………!!


「すっすみません!」

あたしは慌てて破片を拾った。

「おい…」

あたしは侑也様に声をかけられてるのさえ聞こえなくて、だって…


高そうなカップだったんだもん!


「痛っ!」

指を切ってしまった…