俺は荒々しくドアを開けると保健室に飛び込んだ。
突然の出来事に奈々は驚いて俺を見ていた。



そして奈々は手に退職願を持っていた。




・・・なんで俺が知らないんだよ・・・・?なんで言ってくれねえんだよ・・?なんで気付けなかったんだよ・・?



俺は頭の中が真っ白になった。
そして気付いたらドアの鍵を閉めていた。




「加藤・・・くん?」
奈々は恐る恐る聞いた。

「学校・・・辞めんの?」
俺が聞くと奈々は一瞬びくっとしたがすぐ冷静になった。
「まだ決めたわけじゃないけど・・・悩んでる。」



やっぱ・・・あってたんだ・・・



「なんで俺にゆってくんねえの?」
「え・・・・。」



俺はイライラして我を忘れていた。
「わけわかんねえよっ・・・!!!」








俺は気付いたら奈々を押し倒していた。