俺は前よりもっと体が熱くなるのを感じた。



「やっ・・やめてください・・平山先生・・・!!」
嫌がる奈々を無理やり押さえつけて平山は奈々の服を脱がせようとしていた。




「お前人の女に何手ェ出してんだ!!!」




思わず言葉が口をついて出た。
言った俺も勿論驚いていたが、奈々と平山も驚いて俺の方を向いた。




「か・・加藤くん・・!!」
奈々の目に涙が浮かんだ。


「加藤・・!!お前なんでここに・・・!!!!」
平山は相当驚いているようだった。





「このことバラされたくなかったら二度と奈々に近付くな。」

俺は恥ずかしい心を抑えながら思いっきりカッコつけて言った。



平山は悔しそうに俺を睨むと慌てて出て行った。