俺は凍りついた。
まさかそれがバレてるなんて・・・!!


「したんでしょ!?」
「してねーよ。」
「したんでしょっ!?!?」

俺はイライラして思わずこう答えていた。

「あー!!したよっ!した!」
その言葉を聞くと奈々はいっそう激しく泣き出した。

「な・・・んで・・・?」
「俺だってしたくてしたんじゃねーよっ!!!!!!」

俺は完全に頭にきて、何が何やらわからずにただ怒鳴っていた。

「せっかく会いにきてやったのに。そんなくだらねー話のために呼んだのかよ。」


自分でもこんな言葉がでるなんて・・・驚いた。



すると突然・・・保健室のドアが開いた。


俺と奈々は同時にそっちを向いた。
そこには・・・・前田由美が立っていた・・・・。