俺は今日も保健室にいる。
そして隣にはあいつがいる。


俺は奈々の首筋にキスマークをつけた。
「やっ・・・加藤くん・・もし誰かに見られたらどうするのっ・・!!」

奈々の髪はミディアムヘアで、かがめば首筋が見えそうだった。



「せっかく付き合ってんだし、バレそうなスリルも楽しめよ。」
俺は耳元で囁くと保健室を後にした。



あいつは顔を真っ赤にして俺の姿を見つめていた。
俺はそれに気付いていたけど振り向きもせず出て行った。




またやっちゃったな・・・俺はやっぱり意地悪だ。