「俺保健室行ってくるわ。」
俺が武にそう言うと武は嬉しそうに俺に近寄ってきた。

「俺も行っていいだろ?どんな感じなのか見てみてーし。」
「しょーがねーなー・・・。」


結局2人で保健室に行くことになった。


「よっ。」
「奈々先生おはようございまーすっ!!」
「加藤くん!・・・と木村くん・・おはよう。」


あいつはまたいつものように顔を赤らめていた。



「会いにきてやったぞ。」
俺は相変わらず偉そうに言った。
「うん・・・。」



「なんか俺・・・邪魔者??」
武はそう言って笑った。
「お前今頃気付いたのかよ?」
俺達はそんなことを言って話していると予鈴が鳴った。



「やっべー俺もう戻るわ。」
俺がそう言うとあいつはつぶやいた。


「お願い。あとちょっとだけ・・・・。」
そう言って俺の手を握った。



可愛いーよな・・・こーゆーとこ。