「あの、山下君と付き合ってるんですか?」 いちごちゃんは目を閉じて いつもより大きな声で言った。 「えええええ?」 「え?違うんですか?」 「あああありえないし!」 「え、よかったあ~」 ほっと胸をなでおろす いちごちゃん。