年下のあいつ。



「せ、先輩…?」




先輩ははっとして笑いながら言った。





「あ、や、ごめん、ちょっと
嬉しすぎて…。


意識飛んでたかも。」







恥ずかしそうに頬を赤らめながら
自分の髪をくしゃくしゃにする。




「先輩…」



「やべーまじであちぃ…」



パタパタとシャツをゆらす。



こんな照れてる先輩を見たのは
初めてだ。



な、なんか


「可愛い…」