年下のあいつ。



隣どうしでデータをとる
私といちごちゃん。



やっぱり気まずくて
今日は1回も喋っていない。




チラリといちごちゃんを見ると
いちごちゃんはコートではなく、
山下君の居るベンチを
眺めていた。




眺めているというより
見とれていたのかもしれない。




片岡先輩が豪快なダンクを
決めてもいちごちゃんは
見向きもしなかった。





ずっと、ずっと山下君だけを
見ていた。