先輩は何事もなかったように 体育館へ戻る。 その後ろ姿さえもかっこいい。 「やっばいな…私…。」 ふうっとため息をつきしゃがみ込む。 先輩が触れた自分の頭を触る。 先輩の手、大きくて温かかった…。 もう私、完璧に先輩に恋してる。 抜け出せないよ…。