「今まで必死になってやってきたのに スタメン外れるとか… まじですっげー悔しい。」 声がさっきよりも震えてる。 もしかして泣いてる…? 泣き顔見られたくないから 私の顔を山下君の胸の中に 置いているの? 「先輩にもさ 放課後付き合ってもらってたのにな。 まじでごめんな… 先輩の頑張りもムダにしちゃって…」 2人の間に甘い空気が流れる。 なんだかとろんとしてしまう。 山下君の香りも、また私の感情を 甘くする。