年下のあいつ。



あ、私デリカシーないこと
聞いちゃったかな…。





「べ、別に泣いてねー」




強がっちゃって。
声だってちょっと震えてる。
こすりすぎたほっぺは
赤くなっていた。



こういうとこがまたちょっと
可愛らしい。





「山下君は頑張ってたよ」




「そんなの知ってる」





ちょ、一応私なりに慰めた
つもりなんですけど!