年下のあいつ。



今日のミーティングはいつもより
ピリピリとしていた。



明日は大事な、大事な試合。
皆気合いがはいっていた。





マネージャーがしっかり選手を
サポートしなければ。







…とは思っているんだけど
私の目はななめ前に座っている
山下君に向けられる。





前で明日の作戦を話している
片岡先輩の顔を見ているつもりが

やっぱり気になって
チラチラと見てしまう。






…これは重症だな、私。