気づいた私の心は さっきまでのざわめきはなく すっきりとしていた。 「もう帰ろうか。」 優しく聞いた山下君の声に 胸がきゅんとする。 ちゃっかり恋してんじゃん 私。 「うん、帰ろう。」 私は優しく返事をした。