電話の相手は、もしかして女性
・・・・・・
そうだとしたら、きっと私より
も貴方と付き合いが長く私より
も親しい女性。
だって、私が一度もかけた事の
ない貴方の携帯の番号にその人
は電話できるんだもの。
私が一度も、一緒に朝を迎える
ことができないのにできる人?
まさか、この間の女性・・・?
グサッ・・・
ほらね
傷跡は、どんどんどんどん
深くなる。
涙を堪えて、この傷に私は耐え
なきゃいけない。
ほんの少しでも貴方の、ソラの
傍に居たいなら。
カタッ・・・
「ユラ、おまえ、居たの?」
「お酒、私にもちょうだい」
「ああ」
貴方は、赤ワインをグラスに
注いでくれた。
「ありがとう」
・・・・・・
そうだとしたら、きっと私より
も貴方と付き合いが長く私より
も親しい女性。
だって、私が一度もかけた事の
ない貴方の携帯の番号にその人
は電話できるんだもの。
私が一度も、一緒に朝を迎える
ことができないのにできる人?
まさか、この間の女性・・・?
グサッ・・・
ほらね
傷跡は、どんどんどんどん
深くなる。
涙を堪えて、この傷に私は耐え
なきゃいけない。
ほんの少しでも貴方の、ソラの
傍に居たいなら。
カタッ・・・
「ユラ、おまえ、居たの?」
「お酒、私にもちょうだい」
「ああ」
貴方は、赤ワインをグラスに
注いでくれた。
「ありがとう」


