白緑蝶"vacances【続2】

「ソラ?」

「駄目だ
 いいから、ここに居ろ
 
 俺達と彼女は何の関係もない
 が、カッちゃんにとっては大
 切な客人
 
 ひわ、嫌だとは思うがここは
 大人の対応を取るべきだ」

「うん

 そうだね・・・」

大人の対応は、少ししんどい。

「ふう~」

ため息をつく私と彼女の視線が
ぶつかる。

透き通るように白い肌・・・

彼女が、一歩、二歩とこちらへ
歩み寄る。

「sky、奥様
 その節はどうも・・・
 
 ご無沙汰しています」

「ああ」

「・・・・・・」

ご無沙汰?

貴女になんか会いたくない。

あの出来事があった後、彼女
にはホームパーティーの席で
一度会ったきり、その後は何
も話すことはなく、もちろん
謝罪されることもなく、私達
は日本に戻って来ていて

正直、彼女の存在なんて
忘れていたのに・・・