白緑蝶"vacances【続2】

「ああ、そうだな」

私のお皿からフライドポテト
を取っては食べる、ソラ。

「ほんと、今日はいい日
 
 いい式だねぇ?」

「ああ、堅っ苦しくなくて
 自由でいい」

「うん、みんな楽しそう」

「ああ
 
 それに今日は
 邪魔者は来なさそうだ」

「邪魔者・・・?」


カランカラン

ソラの声と同時に開かれた扉の
前、そこに立つ女性の姿に私は
動揺する。

嘘・・・

邪魔者?

そんな風に思っちゃいけない
けど、どうして彼女がいるの?

登場したその人物を知っている
人は皆、顔を歪ませた。

綺麗な、ブロンドの長い髪。

「タマラ・・・」

テオさんの声に続く、ソラの声

「カツキに、タマラ
 どうしてここに?」