白緑蝶"vacances【続2】

そう、ソラが私にくれたのは
蕩けるように甘いキスではなく

舌先で、ペロリと私の唇を舐め
て悪戯に触れただけ。

「キス?

 キスは当分、してやんない

 懲りずに、この俺様に
 隠し事を持とうとした罰だ」

「俺様ってねぇ~

 妊婦様に向かって、何

 その態度頂けない」

「妊婦様

 アハハハハハハ
 
 そうだな
 
 喧嘩はやめておこう」

そう言うと、今度のソラは
私の唇にキスをこれでもかって
ぐらいにいっぱいくれた。

「おかわりは、いる?」

あ~、どうか、その悩ましい瞳
でこの私を見つめないで。


その夜・・・

ピンポーン!

ワンワンワン・・・