白緑蝶"vacances【続2】

「ふう、気分わりぃ」

「ソラ、大丈夫」

私がソラの肩に触れた手を
貴方は払い、私を避ける?

ソラ・・・

「何とも思ってない?
 嘘つくな

 モモちゃん、君は
 マスミのことが好きなん
 だろ?

 なあ、本気のどこが悪い?

 欲しいもんは欲しいだろ

 逃げてんなよ

 胸くそわりぃ」

「ソラ、何もそんな言い方
 しなくても・・・」

私を見つめる、鋭い視線。

「癪に障るのは
 ひわ、おまえのせいだ」

『言わないでって
 言ったのに・・・』

「言わないで?

 ざけんなよ

 最後の最後に、これかよ」

ソラは、ゆらの手を繋ぐと
私に背を向けた。

「ソラ?」