白緑蝶"vacances【続2】

私達の視線の先にはデザートを
取って食べてるヤマトとゆらの
姿が映る。

「ユラちゃん、貸して
 
 新しいの
 取ってあげようか?」

「うん、ちょうだい」

ゆらの食べ終えたフルーツの皮
をゴミ箱に捨てて、新しいもの
を取って、ゆらに渡してくれる
ヤマト。

「あっちで食べよう」

「うん」

二人は、仲の良い兄妹のよう。

「きょうだいっていいね?」

「ああ、そうだな」

「ゆらは、いいお姉ちゃん
 になれるかなぁ?」

「成れんじゃないの?
 ・・・
 何、欲しいのぅ?」

貴方は、そう囁いた。

「うん、ほしいよ
 
 ソラの赤ちゃんなら
 た~くさん」

「そっ?」

「うん」