白緑蝶"vacances【続2】

「えっ、あっ」

私は、ある事を思い出しハッと
手で首元を隠した。

そう、私の首元、鎖骨辺りには
ソラが昨夜つけた紅い跡が幾つ
も残ってる。

「隠れてない」

「うそ、どうしよう」

貴方は、私にもう一度シャツを
差し出した。

「ありがとう」

私が、シャツを取ろうとしたら
貴方は、そのシャツをまた背に
隠した。

そして、好きな子を虐める男子
のように振る舞う。

「いるのぉ?

 いらないのぉ?」

「もう、イジワル
 誰のせいだと・・・」

「俺のせい」

貴方は私の肩にシャツを羽織ら
せてくれた。

私は、ソラのシャツの襟を立て
襟元をギュッと強くしめる。

「これでよし」

どうみても不自然な私。

「バカ、貸せよ

 熱くるしい、手、放せ」