白緑蝶"vacances【続2】

大好きな貴方の手が、私の髪に
触れ、髪飾りに触れ

そして、ドレスのファスナーに
手を掛けた。

黙ったままのソラ・・・

私はドキドキしながら息を飲む

その時、ドレスのファスナーに
触れる貴方の手が離れ、その手
は着ている上着のポケットへ。

そしてポケットから出した貴方
の手には、なぜかデジカメ?が
ある。

やっぱりそう、ソラはカメラを
操作し始める。

「ソラ、それ?」

「忘れてた
 
 脱がす前に撮ろう」

ソラは、私の肩をギュッと抱き
寄せてカメラを掲げてみせた。

「ひわ、見て」

「ホントに撮るの?」

「ああ、笑えよ」

「うん」

カシャッ

「ほらっ、もう一回」