白緑蝶"vacances【続2】

「そう、それは、カツキさんが
 私のためにレンタルしてくれ
 たの

 私が高価な物は彼から受け取
 らないだろう事を知って・・
 
 だから、それは

 私のものじゃない」

私は、髪留めに手を当てた。

「これは、カツキさんから
 貰ったものだから
 ソラが気に入らないなら
 壊せばいいよ」

もう、なかなか髪から外れて
くれない。

髪飾りを無理やり引っ張る私
の手にソラが触れた。

「やめろ

 外さなくていい・・・」

ソラの手を振り解いた私は
ドレスに触れる。

「じゃあ、この服は
 私が選んで決めた服だけど
 カツキさんに買ってもらった
 ものだもの、今すぐ脱いで
 あげるから燃やしちゃう?」

ドレスのサイド、ファスナーに
手をかける私をソラは抱きしめ
た。

「まだ、いい
 
 脱がなくていい」