「マスミ、ここからは背を屈め
て歩いて演奏を中断させちゃ
いけない」
「ああ」
足元にまとわりつくドレスの
スカートを腰元で少しだけ持ち
上げて、今はステージになり人
で溢れているフロアを私は足早
に歩き入り口へと向う。
背を屈め、人の群れに隠れ貴方
に気づかれないように、貴方の
邪魔しないように私は歩く。
入り口までたどり着くとソラの
歌声がパタリと止み聞こえなく
なった。
「(演奏)終わったの?」
「みたいだな・・・
どうする、帰るのやめる?」
「ううん
何だか疲れちゃった
帰りたい」
真澄の手をぎゅっと握り締めて
屋敷から出て行こうとした私の
背に届く声がある。
「帰んの?
何、今度は
マスミに抱きつくの?」
て歩いて演奏を中断させちゃ
いけない」
「ああ」
足元にまとわりつくドレスの
スカートを腰元で少しだけ持ち
上げて、今はステージになり人
で溢れているフロアを私は足早
に歩き入り口へと向う。
背を屈め、人の群れに隠れ貴方
に気づかれないように、貴方の
邪魔しないように私は歩く。
入り口までたどり着くとソラの
歌声がパタリと止み聞こえなく
なった。
「(演奏)終わったの?」
「みたいだな・・・
どうする、帰るのやめる?」
「ううん
何だか疲れちゃった
帰りたい」
真澄の手をぎゅっと握り締めて
屋敷から出て行こうとした私の
背に届く声がある。
「帰んの?
何、今度は
マスミに抱きつくの?」


