赤が、舞った。 その“赤”に、何故か私は胸が躍る。 大きい背中に庇われて、 やめてと叫びながらも、私はしっかり目を開けていた。 暗闇。 目を開けると、そこには闇しかなかった。 誰か・・・・・・・ 誰か居ないの? ふわりと目の前に人物が映る。 あなたは・・・・・・・・・