◇ ◇ ◇ それから二日後。 私はふらりと散歩していた。 丁度、私の足は一つの建物の前に止まっていた。 「たんぽぽ、園・・・・・・・・」 そこは、施設だった。 近くの人に聞くと、孤児が集まる施設で、沢山の理由を抱えた子供達が世話されている、と言う。 「たんぽぽ園・・・・・・?」 私は、このフレーズを忘れていた気がした。 そうだ、私はここの園の出身なんだ。 そう、思った。