長い口付けが終わり
肩を揺らしながら荒い呼吸を繰り返す俺とは裏腹に
清々しい笑顔を浮かべている君
頭がぼーっとなるも
必死に理性を保ちやっと落ち着いた時に思った
口内から消えた飴の事
いつのまにと思いながら
顔を上げれば満足そうに微笑む君の口許が微かに動いている
返せと言うわけにもいかないし
口寂しいのはなくなったので
まあいいかと苦笑いをして
今度から口寂しい時は
君にキスをねだろうかな
なんて少し思ったりした
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