現在の時刻は夜の11時。 辺りはもう真っ暗な時間。 ーあぁ、そろそろ行かなくては。 俺は時間を確認する為に取り出した懐中時計をしばらく見つめ、ゆっくりと歩き出した。 これから向かう先は俺のご主人様、西城楓の部屋。 俺の可愛いお姫様の部屋だ。