1 環境委員会

おはよー!!
私は高橋ののか。小学6年生!!
といってもなったばっかりだけどね☆
「ののー!おはよー
 今日委員会決めだねー」
え?なにそれ・・・?
「ののー!!
 ・・・。絶対忘れてたでしょ?」
「てへ☆わかっちゃう??」
この感鋭いのは山本乃亜。私の1番の親友!
「で・・・。
 ののはなおくんと同じ委員会がいいんでしょー?」
「え////////」
なおくんってね 1つ年下なんだ。めっちゃイケメン!!
やばぁぁぁぁぁぁい笑
私はそんななおくんに恋しちゃってるってわけでありまして・・・。
「あ!!!先生きた!なおくんと同じ委員会だといいね☆」
「うん!」
とか言っちゃってるけどさ、なれるわけないじゃん。
なおくんって言ったって私のこと知らないんだよ?
ただ私が勝手に恋しちゃってるだけで。
「はいはい。朝の会はじめるよー」
先生が言った。が。私はなおくんのこと考えてて
上の空状態☆
それを見逃さないのが先生で・・・。
「おい。高橋!!何考えてんだー?」
「え!////」
いっきに顔が真っ赤になった。
なんかいわなきゃ!
そう思ってるうちにあいつが口をはさんだ
「どうせ、野田のこと考えてるんだろー!」
野田とはなおくんのこと。
なおくんの名前は野田直樹っていうんだ
「お前、顔赤くなるから分かりやすすぎー」
「もー!!!余計なこと言わないでよー」
「あはは!ごめんごめん。」
「もー!まじでありえない」
私のことをいちいちからかってくるのは
川村和輝。なんか和輝は学年1のもて男。
どこがいいかは全然わかんない。
まぁ 他の男子よりはかっこいいのかな?
「おーい。高橋と川村そろそろ先生の話きいてくれるかー?」
「あははは!!」
みんなに笑われちゃったじゃん!
恥ずかしいよー。
とここで隣の席の阿部翔がぼそっと私につぶやいた。
「野田さぁ。環境委員会らしいぞ」
「え!ほんと?」
翔はうなずいた。
やばいやばい!まじでなおくんと
一緒の委員会になれる感じ???
うれしすぎー♪
「はい。じゃあ誰か環境委員会に立候補するや・・・」
「はい!!!!!!!!!!!!
 私高橋ののかがやります!!」
私は自分でもびっくりするほど大きな声で
立候補していた。うん・・・。
予想通りみんなに笑われちゃったけど☆
そんなの気にしてられない!
なおくんと同じにならなくちゃ!
「え・・・。じゃあ高橋でいいと思うやつは
 挙手してくださーい。」
もちろんみんな挙手してくれたよー。
てへ♪嬉しっ。
「じゃあもう1人はー・・・。」
もうだれでもいいやっ!
なおくんと一緒。嬉しいよー。
顔がデレデレになっていた私に
最悪な言葉が・・・。
「えっとー・・・。もう1人は
 川村和輝にお願いする。」
・・・ん?
今誰っていったのかな?
なんか 嫌な予感~。