【短篇】君ともっと。

ドクンと、胸がなる。


君は…。


どうしてこんなに可愛いことするのかな??


俺が、今どんな想いか知らないからって…。


ずるいよ。


身体中が心臓になったみたいに、音がうるさく聞こえる。


「咲」


名前をよんで…、
俺は、咲の肩に手をおき押し倒した…。


「ちょ…十馬…??何やってんの!?」


咲の目は泳いでる。


咲…、泣かせたいわけじゃないんだ…。


でも…。


「……とう…っ…ん~~!」


俺は咲と初めてのキスをした。


「…っはぁ!!…なにすん…っんっ」


もう理性なんてものがなくて、何度も何度も夢中で唇を重ねた。


そして、咲の、制服に手をかけた。


「…ちょっ…ホンマに…んんっ…やめてっ!!!」


俺は、キスをしながらボタンを乱雑に一つずつ外していく。


「…う゛っ。何…。」