フギャア! ―ちょっとコトハ、速すぎるわよ! 「聞こえなーい」 フシャー! ―聞こえてるじゃない! 「ハハハハハ~」 魔女さながらの笑い声と 悲鳴のような猫の声が 夜の闇の中に消えていく。 ―――早く店に戻らなきゃ。 言葉を形にしたい人が 待っている。