――迷路みたいな道を抜けて、 気力を試される坂を 登り切った先にある店。 行く時には旨そうなクッキーを 土産に持っていこうか。 あの不思議な味のハーブティに合うような、 チョコチップの入ったものが良い。 それを持って、二人で行こう。 臆病だった俺たちの背中を、 そっと押してくれた小さな魔女と黒猫に。 “ありがとう”と、言うために。