ぬるめのシャワーをだらだら浴びて、気づけば17時半を回っていた。
夕涼みにベランダから顔を出す。
茜色になりはじめたが、まだまだ暑い。もうすぐ私の好きな夏の夜がくる。
月本さん、お母さんにお花渡せたかな。そんな月本さんと、まだ出会ってからトータル一時間も一緒にいたことのない男性と、私はこれから食事をするんだ。
思えば思うほど、自分はなぜ誘ったのだろうと考える。
名前に興味を持った。それは事実。
笑顔が好みだった。これも言ってしまえば事実。
でもそんな理由だけで軽々誘えてしまうほど私は積極的じゃあない。
考えるだけ無駄だ、とにかく話そう。会話が続くかわからないけれど。
そろそろ化粧を始めなくては。
―――――――――――
午後19時。
携帯を持っていない月本さんとは連絡手段が今のところゼロなわけで、遅れたりするのはまずいと思い、時間ぴったりに私はキャロットタワーに現れた。
するとこれまた時間ぴったりに月本さんも現れた。
「こんばんは」
「こんばんは、本当に来てくれたんですね」
「もちろん来ますよ。しかし、夜になってもムシムシするなあ」
手で扇ぐ仕草をする月本さん。
「じゃあ、やっぱりビールでもいきますか」
「いいですね~、どこか行きたいとこあります?」
初めて会ったとは思えないほど、自然と会話のやりとりが進められ、歩いてすぐの串焼き屋さんに行くことになった。
そこは外にも小さなテーブルが並べられ、夏にはぴったりの場所なのだ。
しかし冬はべらぼうに寒い。
夕涼みにベランダから顔を出す。
茜色になりはじめたが、まだまだ暑い。もうすぐ私の好きな夏の夜がくる。
月本さん、お母さんにお花渡せたかな。そんな月本さんと、まだ出会ってからトータル一時間も一緒にいたことのない男性と、私はこれから食事をするんだ。
思えば思うほど、自分はなぜ誘ったのだろうと考える。
名前に興味を持った。それは事実。
笑顔が好みだった。これも言ってしまえば事実。
でもそんな理由だけで軽々誘えてしまうほど私は積極的じゃあない。
考えるだけ無駄だ、とにかく話そう。会話が続くかわからないけれど。
そろそろ化粧を始めなくては。
―――――――――――
午後19時。
携帯を持っていない月本さんとは連絡手段が今のところゼロなわけで、遅れたりするのはまずいと思い、時間ぴったりに私はキャロットタワーに現れた。
するとこれまた時間ぴったりに月本さんも現れた。
「こんばんは」
「こんばんは、本当に来てくれたんですね」
「もちろん来ますよ。しかし、夜になってもムシムシするなあ」
手で扇ぐ仕草をする月本さん。
「じゃあ、やっぱりビールでもいきますか」
「いいですね~、どこか行きたいとこあります?」
初めて会ったとは思えないほど、自然と会話のやりとりが進められ、歩いてすぐの串焼き屋さんに行くことになった。
そこは外にも小さなテーブルが並べられ、夏にはぴったりの場所なのだ。
しかし冬はべらぼうに寒い。
