Dead line−死線−

 楓と優香はたのしく食事をしていた。

楽しいとはいっても

いつも痴話ばかりしていた

優香は普通のおしゃべりもしたいようだったが、楓のマシンガントークは止まらなかった。

だが楓のマシンガントークはつまらないものではなくとても面白かった……

むすっとしていた優香の顔に笑みがこぼれだした……

ププッ!

優香が噴き出した──

すると楓は

ニコッと笑い…

「やっと笑った…」

その楓の一言で優香の時間がピタリと止まった──

優香は俯いた

顔は笑っているのになぜか目が濡れていた

「どうしたの?」

楓が優香に優しく問いかける……

すると優香は顔を上げ…

「ううん。なんでもない…」

楓はそっと優香を抱きしめた……

ブーブー

ブーブー

ブーブー

いきなり携帯のバイブが鳴り出した…

「ごめん優香……」

といって抱きしめていた優香を離し携帯を開いた

メールだった

……

楓の背筋が凍った──