Dead line−死線−


 気づくと楓はベットの上に仰向けになっていた…

裸だった

『してたんだった…』

そう思い体を起こした楓はパンツだけはいてトイレへ向かった

向かう途中だった…

美味しそうなにおいがしてきた

楓がキッチンを覗いて見ると優香がフライパンに向かいなにかを作っていた

楓はそーっと近づく

そして…

「何作ってんの?」

いきなり耳元で聞こえた楓の声に優香は驚いた

「うわぁっ!びっくりしたぁ~。もうやめてよねっ楓のためにカレー作ってるんだからぁ」

優香が楓の顔を見ながら言った

「ごめん、ごめん」

笑いながら楓は言った…

楓は驚かされ少し不機嫌な優香の唇に優しくキスをした…

優香が笑う

その顔をみて微笑み返した楓はトイレに向かった

トイレから出た楓は時計を見た…

もう9時になろうとしていた

そして楓はパンツ一丁で優香の料理する姿をみていた

『母親の姿もこんな感じかなぁ』

ふと楓は思い笑った…

みるみるうちにカレーは出来上がっていった

優香の声が聞こえる…

「できたぁ~。楓は洋服着てテーブルにお皿とコップ並べてて!あと…スプーンも!」

「うん」

楓は頷きながらこう思っていた

『優香はお母さんみたいだなぁ』

そんなこと考えてると

「ボーッとしてないで早くして!」

と優香に怒られた…

楓は笑っていた

「いただきまぁーす!」

二人の声がリビングに響いた──