Dead line−死線−


 楓は部屋に戻っていた…

さっきの事を忘れ去ろうとしていた

でもなかなか頭の中のどこかにこびりついて取れなかった…

『どうしよ…』

楓は悩んだ…

『今から優香もくるというのに』

優香に対してどんな顔で会えばいいのかも分からなかった…

おぼつかない感情のなか楓は携帯を取り出した

母へメールを送った…

今日優香が泊まりに来る事を伝える内容のメールだった

基本的に母からの返信は無いが今日は珍しくすぐに返信があった

いろいろ気をつけて

と一文の素っ気ない文章だった…

楓は携帯を閉じた

玄関のベルが鳴った…

優香だろうか?

楓は立ち上がった…