準備室の恋【SS】









「だから、待っててくれるか?」



「えっ?」



「一年後、水城が卒業するまで俺のこと好きでいてくれるか?」



最初は強気で言ってた先生も最後の言葉は弱かった。

待っててくれるかってそんなの…


当たり前じゃん。



「そんなのっ、いくらでも待つし、ずっと好きだよっ!!」



「ありがとう。

水城の卒業式に必ず迎えに行く。そしたら…






結婚してくれるか?」



「っ…喜んでっ」