準備室の恋【SS】






「う、そ…」


「嘘じゃない。」



「じゃあ、付き合っ「それはできない」



あたしの声に先生の声が被った。



「なんでっ?だって今っ!!」


「確かに、俺は水城が好きだ。だけど俺は異動するし、教師と生徒だ。もし、ばれたら水城、退学になるかもしれないぞ?水城なら、わかるよな?」


「そんなっ…」


ずるいよ、先生。


あたしならわかるとか言って、わがまま言わせないようにして。



やっぱり、先生と生徒の恋なんて叶うわけないんだよ。



いくら、それが両想いだったとしても…