それからあたしは毎日準備室に行って郁斗先生と楽しい時間を過ごしていた。 「もうすぐ春ですね」 「あぁ、そうだな」 あたし達が準備室で話すようになったのは冬休みがあけた1月。 あれから3ヶ月の月日が経ち、暖かくなり桜が咲きはじめた。 「あたし、3年生になれるかなぁ」 「お前なら大丈夫だよ」 そう、あたしはもうすぐ3年生。 明日が終了式。 先生とも当分会えない。 寂しい気持ちが心を埋める。