「あのっ…、明日も準備室、来ていいですか?」 背中を向けていた先生がゆっくり振り返る。 そして、あたしの大好きなやわらかい笑顔でこう言った。 「あぁ、暇な時はいつでもおいで」 嬉しくて涙が出そうだ。 こんなにも郁斗先生に近づけるなんて思ってもみなかった。 「郁斗先生っ!! じゃあ、毎日来ていいですか?」 「暇だったらな」 「はいっ!!」