「どっちでもよかねぇよ!」

鷹雅はまくし立てる。

「河童よりも鴉天狗の方が高位なんだ!川で悪戯するだけのキュウリ好き好き妖怪と一緒にするな!」

「でもどっちも妖怪でしょ?」

「まず妖怪に驚け!」

凄く根本的な問題で言い争う二人。

「鴉天狗なのに何で頭のてっぺんにお皿があるの?」

「皿じゃない!ハゲだ!」

「ハゲなんだっ?あはははははははっ!」

「笑うなぁあぁあぁあっ!」

もうメチャクチャだ。