「おぅ、大丈夫だったか?この辺は熊が出るから、お前みたいなちっこい女が一人で歩き回るのは…ちょ…撫でるのやめろ…」

「もふもふだぁ、気持ちいいねぇ♪」

口の悪い狼も、花売り少女のマイペースぶりには敵いません。

こうして意気投合した狼と花売り少女は、二人仲良く暮らしましたとさ。

めでたし、めでたし。