こう言っては何だが、遊里は見た目はそれ程悪くない。

そりゃあ女神のこはく先生や花の妖精お花っ子ほどのクオリティには負けるが、それでも赤いフレームの眼鏡っ子として、一部マニアには早くもチェックを入れられているのだ。

恐らくその一部マニアは、遊里のハリケーンぶりを知らないのだろう。

だからどんなに見た目がよくても、鷹雅は遊里と食事なんてとりたくない。

ああ、絶対ヤダね、だってコイツ俺の事を河童って言うもん(涙目) 。

「とにかく飯なら学食にでも行って食え。お前聞く所によると、最近あの犯罪集団『龍太郎一味』に加入したそうじゃねぇか。連中と食えばいいんじゃねぇか?お前みたいな無法者にはお似合いだ」

結構な毒舌を吐いて、席を立つ鷹雅。