真琴の頭に置いた手は
優しく髪を撫でる



「涼ちゃん...今........」

「好きだよ。真琴」





絶対顔赤いよな、俺




真琴、黙っちゃった



そりゃ、20過ぎたいい大人に言われたって
嬉しくないよな






「..........うれしい」





え?






「真琴、今....」

「嬉しい!あたしも涼ちゃんが好き!」





真っ赤な顔で真琴が見つめる