「いってきます…。」 「いってらっしゃい。 気おつけてね。」 「うん…。」 アタシは気の向かないまま家を出た。 しばらく歩くと花梨に会った。 「あっ千尋ちゃん、おはよう!!」 「おはよう…。」 「千尋ちゃん今日元気ないね。 何かあった?」 「……。」 「千尋ちゃん??」 「…花梨、アタシ もうどうしたらいいかわかんないよ…。」