お母様は、話している間ずっと私を睨み、泣いていた…。 憎しみと、悲しみ、そして殺気を含んだ眼で──… そりゃそうよね──。 愛する息子を殺した女だもの……私は──。 ──…お母様が泣きながら、話してる中、私はずっと黙って聞いていた。 私は、泣かなかった───…。 ……だって私は泣いていい人間ではないから──。 そんな資格ない。