「あーマジかったりぃー!!」



「……お前がそれを言うか?」



「申し訳ございません。」



「ん。」



相変わらず蒸し暑い6月も終わりに近づき、ただ今テスト週間。



学校のほとんどの奴らは机にかじりつき、教科書とにらめっこしている中、俺と恭一は、大量の課題と反省文を片付ける日々を送っていた。